今年も附属中学校の生徒さんが大学訪問をしてくれました。コロナ禍で受け入れることができなかった年もありますが,調べてみると着任以来より毎年受け入れていました。
大学訪問では授業と実習を行います。身の回りの全てのものは化学の力でできていることを学びました。そして,ガラスは周期表のほぼ全ての元素を利用して作られていて,古来から現代まで役立っていることを学びました。その後の実習では,トンボ玉作りを例にとり,ガラスを熔かす体験をしました。熔けたガラスをペンチで引っ張ると変形できることや,飴細工のように自由自在に変形できることを体験しました。また,白と黒の粉を混ぜて熱すると綺麗な色ガラスができることも体験しました。実際に自分でガラスを熔かしたり,原料から作ったりという経験はなかなかできないので,大変興味をもってくれたようで嬉しかったです。