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このページはアーカイブです。

2022.6.16

埼玉大学の若狭雅信先生他と研究に関する討議を行いました。

2022.5.4

環境教育概論という授業の一環で田植えを行なってきました。できた米で酒造りをします(販売もされます)。

2022.4.12

一家に一枚シリーズのウェブサイトが公開されました。

一家に一枚ガラス|人類と歩んできた材料
科学技術週間

2022.3.24

今年の一家に一枚シリーズはガラスがテーマです!ポスターがほしい方は是非ともご連絡ください。

2022.3.18-19

大変お世話になった化研の時任先生,渡辺先生,龍大の和田先生の退職記念講演会に出席しました。

2022.3.8

ワークステーションが32CPUになりました。強力です。

2022.2.19

卒研生の武立さんが第1回淡海異分野融合研究会の優秀賞を受賞しました。

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第1回淡海異分野融合研究会の最優秀賞1名、優秀賞2名は厳選な協議の結果,以下の方々に決定しました。それぞれの方には電子表彰状を授与します。

最優秀賞 杉本 光輝 殿

優秀賞  海野 琢真 殿

優秀賞 武立 奈々 殿

おめでとうございます。今後の飛躍を期待します。

第1回淡海異分野融合研究会

実行委員長 伊藤 將弘

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2022.2.14

今まで認識してなかったのですが,学内で高性能なXRD,蛍光X線,TMA,DSC,TG-MSを測定できることがわかりました(ヘリウムを入手できないのでMSは測定できません)。TMAのためにたくさん出張に行ってたのですが・・・それはともかく,とても嬉しい話です!これから測定しまくるぞー!次の研究テーマも決定です。

2022.2.7

理科の学生さんたちの卒業論文発表会がありました。皆よく発表できていました。4年間お疲れ様でした。

さて,私の指導学生の発表資料の完成は,前職を含めてこれまで色んな学生さんを指導してきましたが過去一番の速さでした。内容的にも満足できるもので,できるだけ早く論文化しようと思っています。電気炉が壊れたおかげで割り切れたのが良かったのかもしれません。

2022.2.7

キーエンスのデジタル顕微鏡のデモでLIBSによる元素分析を初めてみました。レーザアブレーションで発光させて分光してICPのように元素を特定する手法です。照射位置のみが光るので大気下で測定可能なのが凄いです。相当高感度なのに室温で測れることにも驚きました。アルカリの検出感度は若干低めかも。

2022.1.28

国際ガラス年のオープニングイベントが開催されました。今年がガラスの年になることを願っています。

2022.1.24

高温電気炉が壊れてしまった(汚損した)ので,滋賀県立大学の松岡純先生にお願いしてガラスをつくらせてもらいました。手作りの電気炉を初めて使ったので感動しました。汚損した電気炉の修理にとんでもない費用がかかるので,使い切っていよいよ炉体がダメになったら電源を再利用して自作しようと計画中です。

2022.1.5

1月は立て続けに3回も大阪府立大学に実験をしに行きました。プリズムカプラを使った屈折率測定です。京都市産業技術研究所にTMA測定にも行きました。

2021.12.27

卒業生の小川君&藤沢さん,京都大学の上田義勝先生との共同研究となる論文が出版されました。

深層学習,ランダムフォレスト,ガウス過程回帰などの機械学習の手法を用いてガラスの分散の予測と,新規材料の合成を行なった論文です。nn.jpg

機械学習×ガラスにはなんやかんやで3年くらいかかってしまいましたが,ようやく征服した感があります。世間には「遊びの研究」とうそぶいていますが,遊び心=自分が楽しいと思えることは大事なことだと思います(ちゃんと真面目にやってますので,誤解なく!)。

実施にあたっては,大阪府立大学の高橋雅英先生に大変お世話になりました。

さて,研究を頑張ると世界に向けて成果を発信できるということなので,共同研究者である学生の皆さん,卒業研究を頑張ってください!

この論文に関連し,卒業生の小川君が作ってくれた資料をほんの少しだけ改変した解説資料を置いておきます。

解説

2021.12.27
京都市産業技術研究所にて熱機械分析の測定を行いました。

2021.12.19

酒井先生のイノベーションのお話を見つけました。あと,オンライン授業に関する考え方も興味深いです。

2021.12.18

兵庫教育大連合博士課程の研究発表会(オンライン)に参加しました。その中の岡山大学の宇野康司先生の講和(模擬授業)に感銘を受けました。1回生向けの授業だそうです。

ノーベル賞の田中耕一さん,京大変人講座の酒井敏先生の例を切り口としてイノベーションとは本来誰にでもできることはずだというお話でした(以下,自分の理解で書いています)。

イノベーションとは,一見関係の無さそうな異分野の知識をつなげて新しいものを作ること。そのためには,しっかりとした土台となる知識を身につけること,たくさんの雑多な知識(ガラクタ知識)を身につけること,そうするとある時突然にパーコレーションが起きて,新しいものができる,つまり本来は誰にでも可能なことだ,というお話でした(パーコレーションとは,例えば,箱にボールを入れていくと,最初はバラバラだけれども,ある時点を境にして突然箱の両辺が繋がって道筋ができること。突然というのが重要です)。

そのためには,土台となる知識と教養(これが雑多な知識)を身につけなさい,そうすればイノベーションは君にもできるよ,という若者へのメッセージでした。1回生にどのぐらい伝わるかわからないのですが,こういう話を若いときに聞いてみたかったなと思いました。

個人的には,先日(2021.5.4の記事)30年越しに関数解析(まさに雑多な知識です)を軸として,材料化学とデータサイエンスが繋がって新しいものができる経験をしたので,非常に響きました。

雑多な知識を身につけるには好奇心を持ち続けることが重要だと考えましたがそのためにはどうすればいいのですか,と質問したかったのですが,チャンスがなかったのが心残りです。この先お会いすることもあると思うので,いつか聞いてみようと思います(という好奇心を持ち続けられるかどうか!)。

2021.12.7

卒業生の小川君,藤沢さん,京都大学の上田先生との共著になる論文がAIP Advancesに掲載決定しました。Tokuda et al., “A machine learning approach to the prediction of the dispersion property of oxide glass”

この論文では深層学習を用いてガラスの分散を小さくすることを目的としました。ランダムフォレスト,カーネルリッジ回帰との比較も行いました。詳しい解説は後日公開予定です。

2021.11.26

主催者の一人として協力していた日本セラミックス協会関西支部セミナーが無事に開催されました。

2021.11.29

大阪府立大学の高橋雅英研究室へガラスの屈折率を測定しにいきました。

2021.11.22

富山高等専門学校の袋布昌幹先生とガラス材料に関する討議を行いました。

2021.11.22

著者として関わった「大学の基礎化学 必要な物理・数学とともに」が丸善出版より発刊されました。

2021.11.15

立命館大学伊藤研究室との合同の中間発表会が無事に終了しました。この時期に行うことで今後の研究の方針が明確になったのが非常によかったです。オンラインだったため,測定(待ち時間が非常に長い)とのダブルヘッダーでした。効率が良すぎて大変です・・・

2021.11.10&15

京都市産業技術研究所にて熱機械分析の測定および共同研究に関するディスカションを行いました。

2021.11.4

ニューセラミックス懇話会への長年の貢献ということで感謝状を頂きました。

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2021.10.25

構想から3年の教科書がようやく発刊されます。著者として幾つかの章を担当しました。このくらいのことは知っていて欲しいという数学と物理の内容を含む基礎化学について教授しています。

2021.10.1820

大阪府立大学の高橋研究室,京都市産業技術研究所へ立て続けに実験しにいきました。

2021.10.4

ニューガラスフォーラムの若手懇談会で「ガラスの構造と解析技術」ということで招待講演を行いました。資料は「教育」のところからみることができます。

2021.9.14

面白いウェブサイトを見つけました。ブラウザで分子構造を描くと,3Dの分子模型が表示されます。2D表示も綺麗です。

2021.8.3

国際ガラス年のウェブサイトをリニューアルしました。だいぶ設定にはまってしまいましたが,色々と勉強になりました。

2021.7.31

以前にも書いた情報計測オンラインセミナーは非常におすすめです。まだまだ色んな分野で使える可能性を感じます。この日はベイズ計測ということで,ちょうど10年ほど前にやりたかったまさにその内容でした。NMRスペクトルの分解のための逆解析のようなものです。レプリカ交換モンテカルロ法を勉強しなければ。

2021.7.14

雑用で必要なウェブ情報の更新チェックが煩雑なので先日アプリを入れたのですが(作者さん有難うございます!),しばしば設定ファイルが壊れてしまうので,自分で作ろうかと思っていました。

しかし世の中には当然同じようなことを考える方がいる(というか,この手の自動化はUNIXでは定番ですね~)もので,このサイトのスクリプトを少し改変することで自動でメール通知させることができるようになりました。cronでさらに定時チェックも楽勝です。

2021.7.10

情報計測に関するセミナーに無料で参加することができます。過去2回参加しましたが,非常に勉強になりました。過去動画も公開されています。

2021.7.1
データサイエンスセミナーにて「パターン認識による海洋環境と漁場の推定技術」滋賀大学 飯山 将晃先生のご発表を拝聴しました。漁業にデータサイエンスを適用するという内容で,とても面白かったです。学外者にも無料で公開されています。

2021.6.20

インターネットの更新を自動で調べてくれるアプリを導入しました。便利すぎます。今まで何やってたんだろう・・・

2021.6.18

ニューセラミックス懇話会にて「スパースモデリングによるマテリアルズインフォマティクスへの展開」筑波大学 五十嵐 康彦 先生のご発表を拝聴しました。多くの入力の中から必要なものだけをうまく選び出して回帰を行うという内容で,非常に勉強になりました。

2021.5.18

国際ガラス年2022が国連で採択されました!ガラスに関連した様々な活動が行われる予定です。学部のHPにも情報が掲載されました(6/7追記)。大学として国際ガラス年に賛同していただきました(6/25追記)。

2021.5.4

学部生の頃に理学部数学科の友人S君の影響で関数解析の授業を興味本位で受講しました(ちなみにリンク先は当時の指定教科書)。関数解析とは,関数に内積を定義すると,ベクトルと同じように扱えるよ,という数学の理論です(ちょっといい加減に書いてますが・・・)。この関数解析はやたら強力で,その後量子力学他を勉強するときに大いに役立ちました。

時は30年が過ぎ,今また関数解析にお世話になっています。機械学習の一つのカーネル回帰のバックボーンを支えています。関数解析恐るべし。そんな関数解析の基礎と機械学習への応用を解説した書籍が発売されていたのでステイホーム中に勉強してみました(ちなみにこれもわかりやすくお薦めです)。短いページにうまくまとめられている素晴らしい本でした。加えて,改めて関数解析の凄さを実感し,もう一度勉強し直そうと思います。

(2021.5.14追記)その後,若かりし頃に挫折したを取り出してみましたが,とてもわかりやすく書かれていました。著者の兄弟が確率微分方程式の大家で,またまた驚きました。

2021.4.5

龍谷大学の奥田哲士先生の研究室においてナノ粒子トラッキング法による粒度分布評価を行ないました。

2021.3.25

京都大学の上田先生との共同研究の成果が論文掲載されました。

上田義勝,徳田陽明,廖正浩,日高義晴「ウルトラファインバブル水の加圧液滴化によるマイクロバブル生成とその洗浄効果について」Japanese J. Multiphase Flow Vol. 35 No. 1(2021)

2021.3.9

大学運営に関する貢献に対して学長賞を頂きました。

2021.3.4

日本セラミックス協会の春の年会で修士の藤沢さんが発表します(予告)。時節柄,オンラインです。

内容はガラスの機械学習に関するもので,特に今回の発表ではベイズ最適化に焦点をあてています(化学と数学の境界領域の研究です)。プレス発表も行います。京都大学のダニエル先生上田先生との共同研究です。また,光学測定にあたっては大阪府立大学の高橋雅英先生のお世話になりました。

滋賀大学に着任してから新たに始めた研究で,また,学生が口頭発表するのは初となります(論文発表は行っていますが)。ようやくここまで来たかと感慨深いものがあります。ディープラーニングに関するネタもあるので,これも近いうちに発表予定です。

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2021.2.8

卒論,修論発表会が開催されました。コロナ禍ということで異例づくしの一年でしたが,この発表もオンラインでも開催でした。大変な1年間だったと思いますが,発表者の皆さん,お疲れ様でした。立派な発表ができたように思います。この経験を卒業してからも活かしてください。

2021.2.3

大阪府立大学にて物性評価とディスカッションを行いました。

2021.1.26

大学本部の役員会にてプレゼン(というより資料説明)を行いました。平社員が会社役員の前でプレゼンを行うのはこんな感覚なんだろうと少し面白かったです。準備段階で事務の皆さんには大変にお世話になりました。有難うございました。

2021.1.21

京都大学にて物性評価とディスカションを行いました。

2021.1.8, 20

修論と卒論提出が無事に終了しました。この後,卒論提出や発表会が続きますが,頑張ってください。

2021.1.1

本年もどうぞよろしくお願いいたします。2020年はコロナで大変な年でした。今年は良い一年になることを期待しています。

これより古いものは過去の情報に移動しました

2020.12.1

ワークステーションが納入されました。16コアの並列計算が可能です(メモリは196Gb)。GaussianやPhase/0での計算を行うことができます。少し前のスパコン より圧倒的に高速に計算することができます(待ち行列がないため)。しかも,とても小さい!

共同研究できるようなことがあればご連絡ください。

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2020.12.3

国連において,国際ガラス年2022採択に向けたプレゼンテーションが日本時間の12/3(木) 午後10時からYouTubeにて行われるそうです。是非ともご視聴ください。日本語のウェブサイトはこちらです。

https://www.youtube.com/watch?v=A6ZEaWvlz6k&feature=youtu.be

2020.11.25

京都市産業技術研究所を訪問し実験を行いました。また,高石大吾博士と共同研究の進展に向けての討議も行いました。機械学習に関する内容です。

2020.11.25

滋賀大の正門は薄暗くて陰気な感じがするので,好きではありません。先日,着任5年目にして初めてこれは!と思いました。早朝の日の光を浴びて紅葉が綺麗です。IMG_2483-1024x768.jpeg

2020.11.16

立命館との合同中間発表会が開催されました。良いタイミングにまとめることができて,今後の見通しが立ったように思います。当日は,学生の皆さんからたくさん質問があり,とても良かったです。これもオンラインでしたが,大きなトラブルは起きませんでした。

2020.11某日(おまけ)

出張で予定していた施設が使えず,急遽レンタル会議室を借りてみました。マンションの一室をレンタルするという形式です。人口が多いと,こんなビジネスが成り立つのだなと感心しました。

2020.10.30

理科専攻の4回生の中間発表会が開催されました。オンラインでの開催ということでどうなることかと思いましたが,室長の皆さんのおかげでスムーズに実施できました。4回生の皆さんも発表お疲れ様でした。

2020.10.23

第68回固体NMR・材料フォーラムにおいて「無機物質中のアルカリ金属イオンの構造解析」というタイトルで招待講演を行いました。コロナ自粛後の初の出張が対面での口頭発表ということで,とても嬉しく思いました。NMRに関する最先端の研究についての情報を得ることもできました。

2020.10.14

科学の祭典・滋賀大会(オンライン開催)の科学体験動画が公開されました。たくさんの方に見ていただけることを期待しています。

2020.10.05
修士の藤沢さん,学士の上林さん,京都大学のダニエル・パックウッド先生上田義勝先生との共同研究に関する論文が公表されました。統計的機械学習の一つであるカーネルリッジ回帰(ガウス過程回帰)を用いて,光学ガラスを設計した論文です。光学測定の実施にあたっては,大阪府立大学の高橋雅英先生のお世話になりました。有り難うございました。

下の図の通り,決定係数R2が0.998というとても良い回帰を示しました(過学習ではありません)。この回帰方法を使って,新しいガラス組成を予測したという内容です。

たくさんの人に読んで頂けるようにオープンアクセスの論文誌に投稿しました(アメリカ物理学会のAIP Advancesです)。

pdfバージョンは,こちらからダウンロードできます。この論文では基礎的なところから書いてありますが,日本語の解説も載せておきますので参考にしてください。

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引用元AIP Advances 10, 105110 (2020)

2020.9.17

附属学校の中学生が大学訪問に来てくれました。今年はコロナ禍のため制約が多い中での実施となりました。身の回りの科学についての解説や工作を行いました。

2020.9.15

修士の藤沢さんと卒業生の上林さん,京都大学のダニエル・パックウッド先生上田義勝先生との共著の論文がAIP advancesに掲載決定しました。公開後に詳細を記しますが,ガウス過程回帰(カーネルリッジ回帰)を用いてガラス組成から物性を予測した統計的機械学習に関する論文です。

2020.9.2

大学から研究助成して頂けることになりました。統計的機械学習に関する共同研究(滋賀大,京大iCeMS,京大生存圏)に対する助成です。

2020.8.25

就職氷河期世代を対象とした教職に関するリカレント教育プログラムが始まります。10/1~2/28までの募集です。大っぴらには書いていませんが,格安です。全てオンラインで完了します。詳細はリンク先をご覧ください。

2020.7.20

水中のXe濃度を定量した研究が受理されました。京大生存圏の上田義勝先生との共同研究の成果です。ランベルトーベール則を使って,X線吸収から濃度を決めています。ありふれた法則が先端研究に役立ったという点が個人的に嬉しいです(基本を大事に)。

Ueda Y, Tokuda Y, Shida H, “Analysis on XAFS for Xe ulfra fine bubbles in pure water”, Radiation Physics and Chemistry, Volume 176, November 2020, 109071, doi: https://doi.org/10.1016/j.radphyschem.2020.109071

2020.6.25

あえて紹介したいくらい面白い本を見つけました。プログラミング・・・とありますが,中身はなぜそう考えるのかということを中心に説明した本です。

本当によく理解している人が,正しいことをわかりやすく説明しているのがよくわかります。例えばフーリエ変換の基底関数を基底ベクトルとみなして良い(ただし,ベクトルの内積を積分で定義すること=関数解析)と説明することに似ています(なんのこっちゃ??)。

統計的機械学習に線形代数を多用するので,もう一度復習するつもりで読みましたが,大当たりでした。

プログラミングのための線形代数」平岡和幸,堀玄(オーム社)

ついでですが,サポートベクターマシン,双対問題,カーネル関数あたりの話は,やはりPRML(下巻)がわかりやすくて勉強になりました。取り扱いがシンプルですし,カーネルトリックの説明も同様にシンプルで良いと思います。

なお,行列のベクトルによる微分(なんだこれ?)につまづくことが多いと思われるので,統計のための行列代数を挙げておきます。行列のベクトルによる微分には物理的な意味がない(次元がおかしなことになります)ので,普通に自然科学を学んでいても出てこない計算です。が,単なる表記法の工夫にすぎません(これで怖くない)。

2020.5.31

コロナ禍のため,様々なことがオンライン化されて,これまで国が旗を振っても中々進まなかったことが,一気に変わりつつあります。オンライン会議(授業)は対面の下位互換と考えていましたが,場所や時間の制約が無くなるというメリットも見つけつつあります。

2020.5.31

滋賀大学で提供していた教員免許状更新講習がオンライン化されました。全国各地から受講してくれることを期待しています。

2020.5.30

科学の祭典・滋賀大会は残念ながら中止となりました。

2020.2.22

フラスコ会(滋賀大化学研究室の同窓会)にて,多田先生,森先生のお話を伺いました。コロナ対策で人数が減ってしまいましたが,学生の皆さんに是非とも聞いてほしい有意義なお話でした。

2020.2.11

来年の今日(建国記念の日)に滋賀大理科全体での同窓会を行います。詳細は追って掲載します。

2020.2.5

卒業論文発表会,修士論文中間報告会が無事に終了しました。皆さんお疲れ様でした。ここでの経験をこれから存分に活かしていって下さい!

2020.1.30

大阪府立大学の高橋雅英先生のところで屈折率測定をさせて頂きました。生協を覗いてみたところ,京大化研時代にお世話になった小澤先生が訳された本を見つけました。「バージ・ドリーセン 化学入門」です。カラーも豊富なので次年度の基礎化学の教科書に使ってみようかなと考えています。

2020.1.24

一般向けの化学の解説をアップしています終わりました。化学や科学を専門としない人のための概論です。一見とっつきやすそうですが,中身(題材)は意外に高度です。内容について詳しく知りたい方は徳田までご連絡ください。

2019.12.4

第60回ガラスおよびフォトニクス材料討論会にて院生の藤沢さんが学会デビューしました。たくさん質問を頂き,興味を持って頂けたようです。有難うございました。

「ビッグデータの機械学習による高屈折率低分散ガラス材料の開発」藤沢 美沙,ダニエル・パックウッド,上田義勝,徳田陽明

ご興味を持たれた方は徳田までコンタクトして下さい。

2019.12.1

彦根サイエンスプロジェクトにて,小学生向けの出前授業を4回生の矢内さんが行いました。光の不思議を体験するということで,虹メガネ,偏光板万華鏡,ピンホールカメラの工作を行いました。

2019.11.20

ニューガラスフォーラムのセミナーに出席しました。ガラス転移,構造,物性に関する研究にはまだまだ発見が多く,面白い領域だと再認識しました。

2019.10.29

R&D支援センターにおいて機械学習の基礎に関する講演「材料研究者のための機械学習入門」を行いました。エクセルを使って機械学習の数理を学ぶという試みでした。ガウス過程回帰も少し取り扱いました。この教え方に手応えを感じました。

2019.10

卒研生の中間発表を行いました。研究を頑張りましょう。

2019.10.17

日本セラミックス協会関西支部若手フォーラムに出席し,新しい酸化物材料についての講演を拝聴しました。

2019.10

青少年のための科学の祭典・滋賀大会を行いました。台風があって初日が中止になったのは残念でしたが,たくさんの来場をいただき,科学の楽しさに触れてもらいました。

2019.9.24

iCeMSのダニエル・パックウッド先生とディスカッションを行いました。

2019.9.19

附属中学校の大学訪問がありました。とても元気一杯で色んなことを学んでくれたと思います。トンボ玉も作ってみました。

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2019.9.9

GPSS2019に参加しました。日本ではまとまった時間勉強することができないのですが,みっちり勉強することができました。知らないことも多く,そして勉強が全く足りていないことがよくわかりました。また一から頑張ろうと思います。

さて,写真はシェフィールドの教会の外観と内観です。1枚目の写真の正面の黒く見えているところを内側から見ると,こんなに綺麗なんですね。

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2017.7.25

滋賀大学 研究推進機構主催のセミナーに出席してきました(学部の別の重要な会議に出ることができなかったのですが,こちらが既に決まっていました。先回りして言い訳をしておきます)。

科研費応募の世界では非常に有名な久留米大学の児島将康先生による講演です。2010年に科研費獲得の方法とコツという著書を拝見した時,当時,このような書籍が無かったため,非常に驚きました。かねて一度お話を伺いたいと思っていました。この本の上梓後,KURAが書き方マニュアルを整備しだしたように記憶しています。

この講演は喜名信之理事のご尽力で招聘が実現しました。講演の前後に色々とお話を伺いましたが,非常に学ぶべきことが多く,そしてモチベーションが非常に上がりました。

2017.7.22

タイ国チェンマイ県ラジャパット大学の学生さんが,JSTのさくらサイエンスプランの助成で様々な体験をされました。滋賀大の学生にとっても良い交流ができたように思います。

日本教育公務員弘済会の2018年度研究助成により作成した教材を用いて酸と塩基に関する理解を深めてもらいました。

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2019.7.9

東京大学の大下誠一先生とディスカッションを行いました。経験豊富な先生の視点が大いに勉強になりました。

2019.7.1

NGFのニューガラスセミナーに出席してきました。色に関する不思議なサイエンスについて話題提供をいただきました。興味深いお話でした。

2019.6.1314

附属小,瀬田小の教育実習生の参観をしてきました。それぞれに頑張っている様子が伺えました。

2019.5.18

科学の祭典・滋賀大会の実行委員会を開催しました。今年度は10/12~13(彦根),10/27(大津)にて開催の予定です。

2019.5.16

定例ともなりつつあるダニエル・パックウッド先生とのミーティングを行いました。機械学習についての討議を行いました。

2019.4.24

一昨年度にご退職された岩上先生のご退職お祝い会に参加させて頂きました。まだまだお元気にされていて何よりでした。

2019.4.15

滋賀大学研究推進機構の副機構長を拝命致しました。よくわからないことも多いのですが,着実にやっていこうと思います。

2019.4.1

新しい年度が始まりました。焦らずたゆまずやっていこうと思います。今年の講義では横国大の尾島先生に教えて頂いた方法(アクティブラーニングの一種)を試してみようと思っています。受講生にとっては課題が増えますが,予習を頑張って下さい。

2019.3.6

西日本微細気泡研究会にて発表をおこなってきました。貴重なコメントを頂くこともでき,有意義な機会となりました。

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2019.3.1

ニューガラスフォーラムにてセミナーを行いました。「機械学習を用いたガラス材料探索の試み」です。反響が大きく,時間をかけて準備した甲斐がありました。また,東工大名誉教授の川副 博司先生のお話を伺いました。以前と変わらない鋭い指摘を受け,とても勉強になりました。

2019.2.28

京都大学生存圏研究所にてセミナーを行いました。「機械学習を用いた材料探索の可能性ーガラス材料への応用」です。午前中は主に学生さん向けということで数学的な話をしましたが,午後の方が簡単だったかもしれません。

2019.2.14

京都大学生存圏研究所とニューガラスセミナーでの講義のため,機械学習について改めて整理しています。色々と調べたもののうち,わかりやすかった書籍を挙げておきます。

定番

パターン認識と機械学習 上」 C.M. ビショップ(丸善出版)

カーネル多変量解析」赤穂 昭太郎(岩波出版)

ベイズ推論による機械学習入門 」須山敦志(KS情報科学)

統計のための行列代数 上」D. A. ハーヴィル(丸善出版)

フリーライブラリで学ぶ機械学習入門」堅田洋資(秀和)

Rによる機械学習入門」金森敬文(オーム社)

近刊(ウェブのデータをみると,かなり良さそう)

ガウス過程と機械学習」持橋大地(講談社)

2019.2.12

再び,大阪府立大学の高橋雅英先生の研究室に伺って,プリズムカプラでガラスの屈折率を測定しました。ガラスの研磨が大事ということを再認識しました。

2019.2.7

滋賀大学教育学部理科専攻の卒業研究発表会が開催されました。着任した時に初めて本格的に受け持った授業(化学実験)の受講生が立派に発表してくれていたので嬉しくなりました。また,学生さんからの質問も多く,非常に盛り上がったと思います。

そして,研究生の一期生も研究の成果を発表してくれました。研究お疲れ様でした。今回学んだ経験を人生で活かしていってくれると思います。

発表タイトル
石橋朋晃『酸化還元速度の制御による金ナノ粒子の粒径制御』

梅原碧『土壌に吸着したセシウムの構造解析』

藤沢美沙 『ビッグデータの機械学習による高屈折率低分散ガラス材料の開発』

2019.1.25

大阪府立大学の高橋雅英先生の研究室に伺って,プリズムカプラでガラスの屈折率を測定しました。小数点以下4桁の精度が出るのは本当に驚きです。

2018.12.28

年の瀬でしたが,京都大学複合原子力科学研究所の谷垣実先生と摂動角相関という実験手法に関するディスカッションを行いました。異分野ではありますが,NMRと共通するところもあり,有意義なディスカッションを行うことができました。

2018.12.27

化学研究室(糸研と合同の単位)の忘年会を行いました。糸研の忘年会に勝手に乱入したという話もありますが・・・あ,その前に大掃除と模様替えもしました。上下の繋がり,横の繋がりで学生さん達が仲良くしてくれるといいなと思っています。そして,もちろん卒研も頑張ろう!

2018.12.18

研究室の新歓を行いました。今年は例年よりも早い開催で,良いスタートが切れました。先輩後輩が仲良くして,上下のつながりを大事にすることを期待します。そして,会の賑やかさから,これからのゼミの盛り上がりを予感しました。焼肉は重かったですが・・・

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2018.12.15

群論の化学への応用ということで集中講義を行いました。今はやり(?)のALも取り入れてみました。体系的に学ぶこととALの両立は中々難しいですが,理解度80%はいったかな,ということで嬉しかったです(後日,難しかったという感想もありましたが)。期末考査の結果が楽しみです。

2018.12.14

ニューセラミックス懇話会のフォーラムに参加してきました。ブルーレイディスクの材料科学の立場からのイノベーションに関する話が興味深かったです。顕微鏡写真で,記録(オンとオフ)がどのようになされているかを見せて頂きました。非常に印象的でした。多層書き込みの方法もなるほどなあ,と感心しました。

2018.12.7

横浜国立大学の尾島司郎先生がFD研修会のために来て下さいました。LMSを活用した講義の進め方について教えて頂きました。ただ利用することが重要なのではなく,どのような使い方をするのか,どのような力を付けさせたいかが重要だということがわかりました。

お話頂いた方法の中で授業で試してみたいことがありました。式の導出が必要となる理数科目でできるかどうか。まずは試みとして来年の2月からの輪読でやってみようと思います。2,3回生は頑張りましょう。

2018.12.3

日本セラミックス協会関西支部主催の支部セミナーに参加してきました。先端研究に関する数多くの話題を聞くことができ,大いに勉強となりました。

余談ですが,ヤフー乗り換えで徒歩40分のルートを提示され,なんともとんでもないと思っていたのですが,JR茨木からバスがあり(しかも本数が多い),これまでアクセスが悪いと思っていたのですが,実は便利だということがわかり,阪大への心理的距離が短くなりました。

2018.12.2

彦根市教育委員会主催の彦根市サイエンスプロジェクトで出張講義をしました。ゼミ生の梅原さんが講師となって,光のヒミツを子どもたちが学びました。工作を行ってもらい,できたものはお土産となりました。楽しかったという感想が多く,やりがいのある事業でした。

2018.12.1

統計学で出てくる行列の微分を勉強したくて,この本「統計のための行列代数(ハーヴィル著)」を見つけました。証明が丁寧で本をそのまま追っていくと,鉛筆を使わなくても理解できるようになっています。一般逆行列や解の性質などの章で感動しました。もうすぐ行列の微分にたどり着きますが,まだまだ勉強中です。

2018.12.1

ニトリの社長の破天荒な人生を紹介して話題になったことのある日経新聞の私の履歴書。今期は茅陽一先生です。前には松本紘先生も書いておられました。

2018.11.28

京都大学複合原子力科学研究所へ谷垣実先生との共同研究のため訪れました。やはり実験方法を間近に見ると色々と気づくことがあり,有意義なディスカッションができました。

余談ですが,原子炉本体の上(つまり核反応を起こしている場所の真上)に乗ることができたのは,非常に稀な経験で印象深かったです(ちょと怖かった・・)。

2018.11.27

滋賀大学名教授の石上先生とディスカッションすることができ,新しい理科教育教材のアイディアが浮かびました。近々ご披露致します。

2018.10.22

兵庫教育大学大学院連合(博士課程)の担当教員となりました。物理と化学の境界領域における研究についての博士課程学生を現在募集中です。

2018.10

今年も科学の祭典 滋賀大会を無事に終えることができました。たくさんの方々のご協力を頂き有難うございました。来場者もきっと科学の一端に触れることができて楽しんで頂いたと思います。卒業生が出展者として参加してくれることを期待しています。

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2018.9.20

附属中学の大学訪問がありました。ガラスを熔かしたり,原料粉末から色ガラスを作ったりしました。活発に質問をしてくれました。貴重な体験になったことでしょう。そして,好奇心を持ち続けることの大事さをメッセージとして伝えました。

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2018.9.10-11
沖縄で開催された西日本FB研究会に出席してきました。SS沖縄さんの下水処理施設の見学もさせて頂き,充実した二日間でした。IMG_1351-300x225.jpg

(自撮りって難しい・・・)

2018.8.3

CST(地域でコアとなって活躍する理科教師の育成事業)の研修会がありました。酸と塩基はやはり面白いなあと実感しました。二週間後に開かれた受講生による模擬研修会も非常に充実したものでした。

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2018.7.27

姫路で開催された日本セラミックス協会 関西支部 学術講演会に出席し,色々と勉強してきました。招待講演,一般講演ともに学ぶことが多い講演会でした。

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(姫路駅前から見た姫路城)

2018.7.16

今日は宵山です。世間が休みの間にPRML(パターン認識と機械学習,ビショップ著)を集中的に読み込み,かなり理解が進みました(GWから読み始めた本です)。Rでコーディングもできるようになりました。セラ協年会を目指して精進します。

2018.6.26

大型放射光施設SPring-8にXAFSの実験をしに来ています。たいていは徹夜です(サンプル交換のため)。レジャーが本当に何もない場所ですが,日常から離れて研究のことだけを考えられる楽しい場所でもあります。

広いのでたくさん歩きますし,飲み屋もありません。施設内の食堂でたくさんご飯を食べるので,健康的です。なぜかわかりませんが,いつでも湿気がひどい(滋賀大よりも)ので,ここだけはマイナスポイントです。

貴重なマシンタイムを無駄にしないよう,工夫して有益なデータをとって帰ります。

2018.6.9

ポーランド国クラコフにおいて開催されたCEECHE2018という環境問題を議論する会議において学会発表を行いました。”Nuclear magnetic resonance and X-ray diffraction analysis of Cs adsorption on clay minerals”, Y Tokuda, Y Ueda, Y Norikawa, T, M Umehara, T Takaishi,京都大学,京都市産業技術総合研究所との共同研究によるものです。当研究室の梅原さんによる成果の一部も含まれています。様々な粘土鉱物についてのセシウム吸着サイトについて調べた研究で,農作物へのセシウム移行メカニズムの解明につながる結果を得られました。

クラコフというのはポーランドの古都であり,たくさんの大学がある学生の街でもあるということでした。旧市街地は美しく,少し離れるとビルもたくさん建っています。治安は非常によく,小学校の校外学習らしきグループも見かけました。なんだか京都に似ています。

ところで,クラコフの旧市街地を空き時間に散策していたところ,ガラス研究者として外してはならない場所(聖マリア教会)を見つけました。通常,教会の内部は撮影禁止のことが多いのですが,この教会はいくらか支払うことで撮影することができます。外からみると,真っ黒な窓ガラスですが,中に入ると色鮮やかでとても美しい光景が広がっています(ステンドガラス)。

昔の人達はこのような鮮やかな室内を見て,教会に大変な権威を感じていたのだろうな,とか,あの色はコバルト,あれはカドミウム,などと色々なことを考えてしまいます。何はともあれ,講義などで自前で撮影した内観と外観を見せることができるようになったのは嬉しいことです。

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2018.6.8

旭硝子財団の奨励研究に採択いただき,助成金授与式に出席してきました。有効活用し,研究を進めていきたいと思います。

2018.5.22

ある大学の講義を聴講する機会がありました。それまでの講義内容(おそらくは基礎的な内容)を土台として,先端的な研究をわかりやすく講述するという内容で,非常に感銘を受けました。

2018.5.18

放射線の再教育訓練に行きました。その後,出身研究室の同窓会がありました。友(と言ってはいけない先輩や先生もいらっしゃいますが)というのは良いものだと,改めて感じました。学生時代に戻ったかのようで,とても楽しい時間でした。

そして,写真のような記念品まで頂きました!どこに飾るか思案しています。有難うございました!

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2018.5.17

京都大学の生存圏研究所iCeMSというハードなスケジュールでしたが,有益な議論ができました。

2018.5.3

大学の構内で筍が沢山取れる時期になりました!今が旬のようですね。今日は山椒の苗を寄贈し植樹しました。早く大きくなるんだよ!筍と山椒のコラボが楽しみです。

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(ミミズさんのお休みのところを邪魔してしまってゴメンね!)

2018.4.30
世間はお休みモードです。これはチャンスとPRML(パターン認識と機械学習,ビショップ著)を読み込んでいます。これまで色々と疑問に感じていたことが体系的に書かれていて,非常に勉強になります。

2018.4.18

日本セラミックス協会関西支部の支部セミナーに参加してきました。協会賞受賞の先生方の興味深いお話を聞くことができ,非常に勉強になりました。

これとは別件ですが,滋賀大近隣に合宿形式の勉強会のできる施設(アーブしが)があることを知りました。何かに使えそうです。

2018.4.11

一回生向けの講義のガイダンスを行いました。フレッシュな一回生の姿を見て,自分が新1回生だった時のことを懐かしく思い出しました。

新入生の皆さんが,公私ともに充実した学生生活を送れることを応援します(新入生はこれを読まないだろうけど・・・)。

2018.4.5

タイ国ラジャマンガラ大学のビシュヌ・トングレク先生に来訪いただきました。タイの農業の現状とそれを解決する取り組みなどについて教えて頂きました。

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2018.4.2

昇任の辞令を頂きました。これまで以上に前向きに,そして楽しく仕事に取り組もうと思います。

2018.3.29

大学の構内の桜がまさに満開になっています。ものすごく綺麗で見頃です。そして下の写真は十月桜。秋にも咲いていて不思議に思っていたのですが,年に二回咲く桜だったようです。

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2018.2.23

東京農工大の臼井先生の研究室を訪問し,メッキ技術に関して教えて頂きました。フォームメッキというコロンブスの卵のような技術に感銘を受けました。

2018.3.16

日教弘の教育振興事業に採択いただき,助成金授与式に出席してきました。この分野でいくつかアイディアがあり,是非とも達成しようと思っています。

2018.3.6

龍谷大学の奥田先生のお世話により,高知高専,京都大学の研究者らと共に微細気泡科学に関するシンポジウムを開催しました。卒研生の石橋君がナノ粒子合成に関する発表を行いました!

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2018.3.2

ずっと気になっていた研究室の内装を自前でリフレッシュしました。ついでに溢れかえっていた図書も整理して2/3くらいにダイエットしました!全部ロッカーへ!

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2018.2.9

研究室の学会発表練習&新B3の新歓を行いました。発表練習を終えた皆さんお疲れ様でした。外部向けのプレゼンということで準備が難しいところもあったと思います。新歓は石山駅にて行いました。「楽しく学ぶ,楽しく研究する」をモットーに頑張って下さい!

2018.2.7

理研の卒論発表会&追いコンがありました。皆がとても立派に発表し,会場からはたくさんの質問もありました。非常に良い発表会でした。赴任した当初はゼミ生もいなかったため,自分にとっての一期生という特別な思いのある回生です。そんな皆さんが立派に成長した姿を見れたのは本当に嬉しかったです。そして将来,さらに成長してCST生として帰ってきてくれることを楽しみにしています。

また,ツイッターを使っての面白い企画もありました。賛否があったようですが,某テレビ局のようにリアルタイムで表示するなど,これからの可能性を感じました。

2018.1.20

CST講演会に出席し,ニホニウムを発見された理研の森本先生のお話を伺いました。核物理や放射光科学に関する非常に難しい内容をとてもわかりやすく説明して頂きました。少し遠い存在だったニホニウムに親近感がわきました。その後の懇親会では,発見秘話を教えて頂くことができ,非常に有意義な1日でした。

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2018.1.24

京都大学iCeMSのダニエル・パックウッド先生と研究討議を行いました。今後,色々と発展していきそうです。

2018.1.4

随分と放ったらかしにしていたエスプレッソメーカーを再起動し研究室に設置しました。どなたでも無料です。

2018.1.1

新年明けましておめでとうございます。去年は統計学関連で色々と発見がありました。色々と研究に使えそうです。

少し関連して,「理科の基礎」という講義準備のためにと思って購入した計測における誤差解析入門が非常に勉強になりました。これまで(恥ずかしながら)誤差と分散を”なんとなく”別々に考えていました(言い訳ですが,世間並みには理解していました!)。あんな定理やこんな定理が誤差解析に使えることがわかったのが大きな収穫です。

今年の一つの目標はR 言語のマスターです(もちろんそれを使っての研究も)。

2017.12.20

大阪府立大学の高橋雅英先生から,3Dプリンタを使って実験用の治具を作れるという情報をもらいました。非常に興味深く,情報処理センターでも使えたはずなので,やってみようと思っています。一例ですが,このようなイメージです。低価格のものでも大丈夫という話でした。

2017.12.18

研究室の中間発表を行いました。3月の発表に向けて,研究が進展すると期待しています。

2017.12.13

研究室の二期生の配属が決定しました。人数も増えたので,ゼミで活発な議論が行われることを期待しています。

2017.12.13

日本セラミックス協会関西支部の支部セミナーに参加してきました。色々と面白い話があったのですが,企業の方の研究開発裏話が聞けてとても面白かったです(普通は中々聞けません)

2017.12.12

ニューセラミックス懇話会のセミナーに参加してきました。材料研究に関する興味深い話がありました。

2017.12.7

東京大学にて開催されたThe 3rd International Seminar of Nano bubble Science Programに出席し,座長を務めてきました。会議の内容とは直接関係ないのですが,色々と刺激を受け,これまでの研究とは全く異なる研究をじっくりとやろうと思います。

2017.12.5

京都大学化学研究所の強磁場固体NMRを用いてセシウムの化学状態に関する構造解析を行いました(行なっています)。興味深い結果が出つつあり,まとめた内容を近いうちに報告できると思います。

2017.12.3

彦根市サイエンスプロジェクトの子ども科学教室の見学をしてきました。色々と考える点がありました。

2017.12.1

珪酸塩系の洗浄剤(放射性物質の除染)に関する特許が権利化されました。

2017.11.25

日本理科教育学会近畿支部大会の現地実行委員として運営に携わりました。また,参加者としても聴講し,色々と考える点がありました。

2017.11.20

京都市産業技術研究所にて,X線回折測定を行いました。先日も書きましたが,非常に短時間で低角から広角まで測定でき,隔世の感があります。

2017.10.29

10/14, 15, 29に科学の祭典・滋賀大会が開催されました。今年も多くの来場者があり充実した3日間となりました。来年も同時期に開催しますので,是非ともご参加下さい。

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(ぼかし加工しています)

2017.10.16

先月,長年使っていたパソコンが突如壊れました。Win→Macに変えたせいで文字化け等が起きているようです。そのうちにMacで使える研究ツールのリンクを更新します。

2017.10.13

京都大学生存圏研究所にて,微細気泡の評価方法について少しアイディアがあるので確かめるために実験をしてきました。物品が足りずうまくいきませんでした。再チャレの予定です。

2017.10.2

後期の始まりです。初心を忘れず,学生さんのためになる講義や演習,指導をしようと心を新たにしました。

2017.9.29

京都市産業技術研究所へ共同研究のため訪問しました。昔は非常に大変な思いをして解析してきたXRDですが,今ではツール化されていて,とても簡単に解析できるということで驚き,かつ,大きな可能性を感じました(簡単に結果が出るということで注意しないといけませんが)。

2017.9.28

京大の原子炉実験所を訪問し,谷垣実先生とディスカッションしました。原子炉の中に試料を入れて取り出して分析するという想像を超えた話で驚きました。原子核に外部からγ線などを照射した後の応答を利用する摂動角相関法を用いると,いわばNMRのような解析ができるということで感銘を受けました。

2017.9.27

調べ物をしていてJ-Globalの名寄せ機能というものを発見しました。不十分ですが,便利そうです。

2017.9.22

ここに載せるのはあまりふさわしく無いかもしれませんが,私の出身研究室のプチ同窓会を行いました。皆さん偉くなっておられますが,集まると学生時代に戻った気分でとても懐かしく楽しい会でした。

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2017.9.21
今年も滋賀大付属の中学生が研究室を訪問してくれました。化学についての講義の後,ガラスを溶かす実習を行いました。色々なことに疑問を持ち続けてくれると嬉しいです。

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2017.9.20

タイの研究者Jikuさんのセミナーを受講しました。その後,京大の元理事の吉川先生に京料理をご馳走になりました!

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2017.9.15

高知高専の秦先生他と研究交流会を行いました。マイクロ・ナノバブルの高知県での利用や音波を使った計測技術についての講演を頂きました。音波顕微鏡なるものがあることを知り,感動しました(音波用のレンズがあるそうです)。

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2017.9.3

教員免許状講習を無事に終了しました。4週間のブランクがあったので心配していましたが,概ね予定通りに進行できました。日曜日にも関わらずご参加頂いた現職の先生方,お疲れ様でした。

日用品を用いた実験を行いましたが,きっと楽しんで頂けたと思います(私は楽しめました)。

講義資料(講義内容,実験内容,子どもたちの質問への回答)を公開します。何か質問等があれば,徳田までご連絡下さい。

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マローブルー入りのゼリー(酸とアルカリの持ち運べる指示薬)

2017.8.7
教員免許更新講習の講師を初めて行うということで気合いを入れて準備していましたが,暴風警報により敢えなく延期となりました。全く雨が降っておらず納得がいきませんが,ルールということなので仕方ありません。

そのため,今日に講義資料を公開する予定でしたが,9/3以降に延期しました。

2017.8.3-4

滋賀大学CST(コアサイエンスティーチャー)の研修会がありました。現職の先生方と話す機会に恵まれ,様々な情報交換をしました。

実験廃液の処理に困っているという話もありましたが,これについては少しアイディアがあります。興味のある方はご連絡下さい。

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2017.8.1

前期のセミナーのまとめということで,ゼミ生が論文紹介しました。お手本(=先輩)がないのにも関わらず,うまくまとめてくれたと思います。今後に期待します。

2017.7.28

京都市工業試験所主催のセラミックス関連基礎講座にてガラスの基礎に関する講義を行いました。準備するにあたり再勉強をし,自分自身の勉強にもなりました。

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2017.7.11

アルミのホウ酸塩ガラスに希土類イオンをドープしたときの構造変化について調べた研究内容が論文掲載されました。蛍光体の創成につながる研究結果が得られました。

2017.6.16

高知高専の秦先生のご尽力で開催されたファインバブルセミナーにて発表と討議を行ってきました。今後につながる非常に有意義なディスカッションができました。

(写真をまた撮り忘れました)

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自己紹介をアップしました。

2017.6.1

今年も「科学の祭典滋賀大会」が10/14(土),15(日)に彦根にて,10/29(日)に大津にて開催されます。今年は当研究室から何か出展しようと思います。乞うご期待!

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手が回らず更新していなかったので,まとめて更新します。4/18に高知高専秦先生ら,5/11に京大生存圏の上田先生ら,5/29にミネルバライトラボの松村先生らとディスカッションしました。4/19にセラ協関西支部のセミナー,4/25にニューセラミックス懇話会のセミナーに出席しました。

2017.4.29

金子君の論文がNew Journal of Glass and Ceramics誌に掲載決定しました。S. Kaneko, Y. Tokuda*, H. Masai, “Additive effects of rare-earth ions in sodium aluminoborate glasse using 23Na and 27Al magic angle spinning nuclear magnetic resonance”

アルミニウムケイ酸塩ガラスの構造と物性について詳細に調べたました。強磁場NMRならではの結果が得られましたと思います。オープンアクセスの論文です。

2017.4.12

今日の講義では,流行りのアクティブラーニングを意識して,双方向型講義を試みました。

2017.4.1

滋賀大学に赴任して1年が経ちました。去年の今頃のことを思いだしていました。また昨年度は色々と慣れないこともあり,周りの方々には大変にご迷惑をお掛けしたと思います。

今年は公私ともにエフォートをさいて頑張らないといけないことがあります。健康に留意しつつ,「楽しく」をモットーに精進していこうと思います。

2017.3.29

東京大学農学生命科学研究科の濱本昌一郎先生のご厚意で微粒子の評価(原子間力顕微鏡とMEMSを融合させた装置)をさせて頂きました。気泡と固形物の分離ができる素晴らしい装置でした。

その後,同研究科の大下誠一先生のご退職のお祝いの会に参加させて頂きました。ご退職前のお忙しい時期にも関わらずメンバーに加えて頂き,大変に感動致しました。

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2017.3.9

KIFEE(日本とノルウェーの互恵的発展を意図した学会)に参加しました。高等教育におけるアクティブラーニングのアイディアが見つかったことが非常に良かったと思います。無機材料に関する種々の情報も大変勉強になりました。

また,明治期の科学技術の発展について多くの情報を得ることができました。総じて非常に有意義な学会でした。

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2017.3.4

滋賀大学の化学研究室のOB会であるフラスコ会にて話題提供してきました。ガラスの構造解析,有機無機ハイブリッド,除染,微細気泡と様々な話題を取り上げました。

直前に資料を色々と差し替えたため(←言い訳)お聞き苦しい所が多々あったと思います。申し訳ありませんでした!

2017.2.23

生存圏シンポジウムに関連した会議において様々な研究者と討議を行いました。新しい研究の芽生えを感じました。

2017.23

プライベートな内容ですが・・・古巣が紹介されていました!

2017.2.8

理研の追いコンがありました。先だっての修論,卒論発表会お疲れ様でした。厳しい追求もしましたが,成長を願ってのことですので,ご容赦を!追いコンでは色々な話ができて楽しかったです。

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(相変わらず肖像権を無視してますが・・・)

2017.2.7

研究室の顔合わせと新歓を行いました(写真を撮り忘れました)。楽しく研究していければと思っています。イベントも決まりました。来年の宇治川マラソンに参加します。まずは10kmかな。

2017.2.6

研究室のセミナーで何を輪読しようか悩んでいました。やはり始めに相応しく,名著がいいだろうということで,

Principles of Instrumental Analysis, D . A. Skoog

・「量子論」小出昭一郎

にします(勝手に決めた)。

前者は,私が学生時代に機器分析を始めて習ったときの教科書(の新しい版)です。クロマトグラフィーに感心した記憶があります。後者は「量子力学I,II」の導入として書かれた書籍です。「量子力学I,II」はかなり読み込みました。本当に良い本です。次のタームには是非これを読みたいです。

2016.12.16

研究室の第一期生となる新三回生の配属が決定しました!諸君が格段に成長し,社会に大きく貢献できるようになることを楽しみにしています。共同研究者としても一緒に科学を発展させていきましょう!

「自己を尊重せよ 真理を探究せよ 社会に献身せよ」

好きな言葉です。まさに上に書いたことをを表していると思います。諸君にこの言葉を贈ります。

2016.12.24

実用ガラスの組成に近いホウケイ酸塩ガラスにおけるアルカリ金属イオンの局所構造解析を詳細に行った研究が学会誌に掲載されました。化学的耐久性やイオン伝導などを理解するのに役立つ結果が得られました。京都大学化学研究所・生存圏研究所との共同研究の成果です。

“Structural analysis of mixed alkali borosilicate glasses containing Cs+ and Na+ using strong magnetic field magic angle spinning nuclear magnetic resonance”, S. Kaneko,

Y. Tokuda, Y. Takahashi, H. Masai, Y. Ueda, J. Asian Ceram. Soc. in press.  10.1016/j.jascer.2016.11.001

2016.12.22

研究に役立つ情報を散逸させないようリンク集を整備しました。実に多くの先達のおかげで研究が成り立っていることがわかります。感謝!

2016.12.20

京都大学生存圏研究所の上田義勝先生と微細気泡利用に関するディスカッションを行いました(他のタイミングにも行っていますが)。計測技術に関して興味深い知見を得ることができました。

2016.12.18

(雑感)マルチタスク

•同時に2つ以上の作業ができることをコンピュータ用語でマルチタスクといいます。メールを打ちながら,わからない漢字をネットで調べる。その昔,一つの作業しかできないシングルタスクが普通でした。便利な世の中になりました。

•さて,人間の世界でも同じで同時に二つ以上の作業ができる人と,一つ一つ終わらせないと次に進めない人がいます。良し悪しではありません。個性です。かくいう私もシングルタスク人間でした。

•つい最近「どの仕事をどの順番にバラバラにやっても,最終的なトータルの時間は同じだ」と気づきました。結果,ゴチャゴチャに作業できるようになりました。

•コンピュータのマルチタスクとは。メモリに作業内容を記録しておいて,CPU(計算処理をする素子)を次々と切り替えて,さも同時に作業しているように見せかけるそうです。作業の内容を覚えておく。これが極意でした。

2016.12.13

大阪府立大学の高橋雅英先生と有機・無機ハイブリッド材料関連のディスカッションを行いました。非常に刺激を得ることができ,初心を思い出しました。また一兵卒として頑張ろうと思います。

2016.12.12

量子化学計算プログラムGaussian 09を利用したいと思って色々と調べていましたが,京大の大型計算機センターで利用可能だということがわかり,一度試してみました。スパコンの進化には目を見張るものがあり,以前であれば数日かかっていたような計算がわずかな時間で計算できそうです。素晴らしい!

非常に詳しく設定方法が説明されているのですが,全くの利用経験が無いと利用は難しいかも,ということで手順をまとめてみました。

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2016.12.9

日本セラミックス協会関西支部のH28年度支部セミナーが無事終了しました。幅広い分野からのご講演を頂き,まさにここでしか聞けないような豪華な講師陣によるセミナーとだったと思います。とてもエネルギッシュな講演でした。ご講演頂きました先生方,改めまして有り難うございました。また,ホールを使用させて頂き,青井先生を始めとする龍谷大学の関係各位にお礼申し上げます。

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2016.12.2

高分子学会のNMR研究会に招待講演者として声をかけて頂きました。期待に添えるよう準備しているところです!固体NMRに関する様々な話題が提供されます。こちらも興味のある方は是非ともご連絡下さい(学生さんも歓迎しますので是非に!)

当日は多核NMRに関する話題提供があり,私自身が非常に参考となるセミナーでした。私はアルカリ金属元素のNMRについての話題提供を行いました。こんな変な核でも構造解析できるのかと思って頂けたなら幸いです。お世話頂きました積水化学の関係の皆様にお礼申し上げます。

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2016.11.24

EXAFSを用いて粘土鉱物に吸着したセシウムの構造評価を行った研究成果が,放射光施設SPring-8の利用研究成果集に掲載されることが決定しました。粘土鉱物によって吸着サイトが異なることや,洗浄に伴う変化の観察に成功しました。

「非界面活性剤系洗浄剤のセシウム除去メカニズム」徳田陽明,上田義勝,後藤裕

2016.11.16

日本セラミックス協会関西支部H28年度セミナーの世話人を仰せつかっています。会場として使わせて頂く龍谷大学響都ホール様にて進行の打ち合わせを行いました。セミナーに興味のある方は是非ともご連絡下さい(学生さんも歓迎しますので遠慮無く)

2016.11.15

ホウケイ酸塩ガラス中のアルカリ金属イオンを強地場NMRで構造解析した論文の掲載が決定しました。実用ガラスを長持ちさせるのに役立つ研究です。ホウ酸塩ガラスとケイ酸塩ガラスの物性の違いも示唆する興味深い結果が得られました。いわばライフワークとしている研究です。これからも続けていきますので,乞うご期待を。

“Structural analysis of mixed alkali borosilicate glasses containing Cs+ and Na+ using strong magnetic field nuclear magnetic resonance”, S. Kaneko, Y. Tokuda, Y. Takahashi, H. Masai, and Y. Ueda, accepted for publication, J. Asian Ceram. Soc.

2016.11.11

学生時代から教員時代にかけて20年余りをお世話になった京都大学化学研究所の90周年記念行事に列席してきました。歴史の重み感じるともに,そこで学んだことを社会に還元せねばと,改めて身の引き締まる思いがしました。

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2016.11.10

ワルシャワ大学のスタニスラフ先生と京都大学の上田先生が研究室を遠路訪問して下さいました。ポーランドのお土産に珍しいチョコ(ウェハースの表面にチョコがかかっているそうです)を頂きました。有り難うございます!

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2016.10.222329

科学の祭典滋賀大会が彦根と大津にて計3日間にわたって開催されました。3000名弱の来訪者があったそうです(記憶があいまいです)。科学の面白さを感じてもらえたと思います。

次回は研究室から何か面白いブースを出展します(該当者はよろしく!)

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2016.10.19

ポーランド国から来日されているスタニスラフ先生とディスカッションしました。PM(PM2.5で有名になった環境汚染物質)について色々と教えて頂きました。有害物の除去のために部屋に観葉植物を置くといいそうです。

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2016.10.3

新学期が始まりました。新しく受け持つ講義について色々と工夫していきたいと思っています。

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大型放射光施設SPring-8において放射光を使った実験をしました。有意義な結果が得られたように思います(その一方で研究の難しさ=面白さも再認識しました)。多くの方のお力添えがあって実験が可能となりました。誠に有り難うございました。

2016.9.23

滋賀大学付属中学の1年生諸君が大学訪問学習に来てくれました。ガラス全般の講義,ガラスを熔かす体験,着色についての講義を行いました。わずかな時間にも関わらず,内容を詰め込みすぎた感があります。その中のわずか1%でも記憶に残ってくれたなら,開講した甲斐があります。

色々なことに興味を持っていると,ひょんなことから答えが見つかることがあります。何にでも興味を持ち続けてたくさんの知識を身につけて欲しいと思います。

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2016.9.9

今日は重陽の節句です。陽が重なると書いて重陽。陽に関する人にとって,とてもおめでたい日です。またの名を菊の節句。

そんな日に特定化学物質等使用者専門委員会に出席してきました。市販の化学薬品のデータベースを入手できる(自分で一つずつ入力しなくてよい)という有益な情報を入手しました。

2016.9.5

青少年のための科学の祭典・滋賀大会が10月下旬に大津と彦根で開催されます。科学に関連した面白い演示がありますので,ご参加下さい。詳細な情報はこちら

(縁あって実行委員に加えて頂いています)

2016.9.5

日本セラミックス協会関西支部セミナーが12/8に京都で開催されます。セラミックスに関連した様々な話題提供が行われます。興味のある方は,参加申し込み会告をご確認下さい。

2016.8.26

ニューセラミックス懇話会で行われた第223回研究会に出席しました。セラミックスの切削技術の基礎や,研磨剤,ダイアモンド工具に関する発表がありました。

2016.8.22

東京大学で行われた第二回微細気泡研究会に出席しました。微細な気泡(ファインバブル)が水に含まれると,色々な面白い特性が現れます。興味深い話題の提供を頂き,討論を行いました。

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2016.8.6
キンカ京都化学者クラブにて招待講演を行いました。タイトルは,「福島原発事故後の除染活動と復興支援に関する研究」というものです。放射性セシウムをファインバブルやケイ酸ナトリウムにより除染する話題と,農作物への移行低減の試みに関する話題提供を行いました。

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2016.7.30

滋賀大学教育学部のオープンキャンパスが開催されました。多くの高校生が見学に来てくれました。ガラスの熔ける様子をデモし,研究の概要や科学とは何かということについて解説しました。

案内のお世話をしてくれた2回生の皆さん有り難うございます。

2016.7.29

日本セラミックス協会関西支部学術講演会に出席し,無機化学材料全般に関する情報収集や討議を行いました。

2016.7.26

ウェブサイトを公開しました。多くの方のご協力で公開にたどり着きました。有り難うございます。ゆっくりとですが,コンテンツを増やしていきます。

2016.6.7

ニューセラミックス懇話会の理事に就任致しました。

2016.4.1

滋賀大学教育学部理科教育講座の准教授を拝命しました。一日も早く新しい環境になじみ,教育・研究に励みます。